結婚、妊娠、子どもの誕生、お宮参りにハーフバースデー、そして誕生日…‥
家族の節目節目の記念に写真を撮る方も多いと思います。
今はスマホの画質もよくなり写真撮影の設備も手軽に手に入る時代になったのでおうち写真も素敵ですが、やはりプロの技術、機材はレベル違いに優れていて記念写真にはとてもおすすめです!
我が家は長男のハーフバースデー、そして次男の1歳の誕生日にスタジオにて写真を撮っていただきました。おうちフォトも何度か撮りましたが、やはりスタジオ写真は見た目も綺麗で特別な思い出が残るものとなりました。
今回はスタジオ撮影がおすすめな理由や、スタジオ撮影のためにやるべき準備についてご紹介します。
「ああすればよかった」「もっとこうすればよかった」という後悔をしなくて済むように、スタジオ撮影についてしっかりと予習しましょう!
記念写真はスタジオ撮影がおすすめ!
スタジオ撮影がおすすめの理由
カメラの画質や照明がプロ仕様で出来上がりの写真がとにかく美しいです。さらにはセットも豊富であったりスタジオによっては衣装も貸し出していたりするところもあるので設備面でも優れています。
ここで我が家のおうちフォトとスタジオフォトを比較してみましょう。
◆◇おうちフォト◇◆
◆◇スタジオフォト◇◆
おうちフォトは乏しいセンスをフルに発揮して頑張ったのですが、全体的に暗いし影はできてしまうし、やはり残念な印象です。
一方でスタジオ写真は何より鮮明だし明るいし、セットも細部まで凝っていて素敵で…自宅のものとは全く比べ物にはなりませんよね!
もちろん自宅で撮れば低予算で済むという最大のメリットもあります!ですがやはり家族写真は綺麗に収める方がより思い出深く記念になるので、私は断然スタジオ撮影をおすすめしたいです!
スタジオには誰もが耳にしたことのあるような大手から、個人経営のハウススタジオなど、大きいところから小さいところまで様々です。
我が家は大手スタジオと個人のハウススタジオ、どちらとも撮影経験があり、それぞれにメリットデメリットがあると感じました。
大手スタジオの特徴
メリット①:近場のスタジオを見つけやすい
家族写真、とりわけ子ども連れでの写真で有名なスタジオアリスやスタジオマリオは全国に店舗を構えているので、近くの店舗を見つけやすい、アクセスしやすいというメリットがあります。
路面店からショッピングモール内にある店舗まで、その形態は様々です。
メリット②:予約が取りやすい
セットやスタッフの数が多いという特性のおかげで同時に複数組を受け入れられることから比較的予約が取りやすいです。家族全員が揃うのがこの日しかない、明日急遽写真を撮ることになった、などという時には予約の取りやすさは大きな魅力と言えるでしょう。
メリット③:子どもの扱いに慣れている
子どもの機嫌や体調によって撮影の進捗具合や完成度は大きく左右されます。大手スタジオのスタッフは子どもの笑顔を引き出すプロであり、その点については安心して撮影をお任せすることができます。もちろん個人スタジオにも慣れたスタッフは多くいると思いますが、都度確認が必要となるでしょう。
デメリット①:料金設定が複雑
撮影料とは別にオプション料金が多く設定されているので、総額がいくらになるのか事前の想定が難しいです。さらには予算を設定していても撮影の際になってあれもこれも・・・となってしまうのが親心。数々のオプション設定は迷ったりお財布の紐を緩ませてしまったりというデメリットにもなり得ます。
デメリット②:撮影データが手に入りにくい
撮影コースや選択オプションによって異なりますが、多くの場合で撮影データが手に入るのは撮影日から1年後となります。すぐデータをもらうには数万円以上の利用条件や、1データ数千円を払う必要があるなど金銭面で多くの負担を伴うため躊躇う人も多いでしょう。
デメリット③:人と被りがち
衣装やセットのバリエーションが豊富にあるものの、利用者が多いことやどうしても雰囲気が似たり寄ったりにしてしまうので「あ、大手○○のだな」とわかってしまいます。SNSや年賀状などでは家族写真を目にする機会も多いので、より強いオリジナリティを出したい方には大手は不向きかと思います。
個人スタジオの特徴
メリット①:好みの雰囲気を選択・演出できる
インターネット検索やSNSの投稿によって自分好みのスタジオを選ぶことができます。また個人である場合融通も利きやすいので、強い希望があればリクエストするという手もありかもしれません。
メリット②:データが即日手に入りやすい
撮影を終えたその場でデータの編集や選出を行い、CDやUSBメモリーなどの保存媒体を受け取れるケースが多いです。日々成長する子どもの一瞬をとらえた写真のデータをその日にもらえるのはとてもありがたいですよね。その年の年賀状に使用したり遠方の親族に成長を見せたりすることができるため、このメリットは大変大きなものだろ思います。
メリット③:料金設定がわかりやすい
大手ほどプランやオプションのラインナップが豊富ではないため、どのプランを選べば良いのか、大体どれくらいの費用がかかりそうか、ということが比較的わかりやすいです。
デメリット①:どこにでもあるわけではない
色々と検索する中で好みのスタジオに出会ったとしても場所が遠くて行けそうにない、というケースに陥ってしまう可能性があります。中にはチェーン展開していたり系列グループの店舗が他にあったり、という場合もありますが全てではないので諦めなければいけない場面に遭遇することも。
デメリット②:予約が取りづらいことも
大手とは異なり、毎日撮影が行われないスタジオもあるため、希望日時での予約が取りづらいと感じてしまうかもしれません。また人気スタジオの場合、近々の予約は埋まっていて空いているのは数ヶ月後・・・ということもありえます。
デメリット③:子ども慣れしていない場合もある
大手では無条件にどの店舗でも子ども慣れしたスタッフがいますが、個人スタジオでは必ずしもそうとは言い切れません。子ども連れでの写真撮影の場合、スタジオのカメラマンやスタッフが子ども慣れしているのか事前に確認する必要があります。
大手と個人、それぞれの利用経験がある私が思うメリット・デメリットを挙げました。特に撮影データの受け取りはとても大きなポイントですよね・・・1年後とか普通に忘れているし、撮影時の子どもの面影もどこへやら(笑)撮った写真をすぐに見たい、という思いから今回は個人スタジオを選びました!
【体験記】家族写真を撮ろう〜準備編〜
撮影の場所と日時が決まりました!その日を迎えるにあたり何をすればより良い写真が撮れるのでしょうか。今回は我が家と同じく子どもを含めた家族写真撮影の例をご紹介します。
コンセプトの検討
ナチュラルで優しい雰囲気、クールでかっこいい雰囲気、それとももっと独特な雰囲気・・・?考え出すとあれもこれも捨てがたく迷ってしまいますよね。
自分の好みや家族にはどんな雰囲気が合っているかなど、当日までにゆっくり時間をかけて考えておきましょう。
スタジオへ事前に伝えておくと撮影もスムーズですし、より希望に合った雰囲気を叶えることができ満足度も上がりますよ。
我が家は自然な雰囲気をリクエストしました。カメラ目線だけではなく、顔を合わせて笑い合っていたり手を取り合っていたり、普段の表情も思い出に残せたら、と思ったからです。
服装を決める
家族全員やきょうだいショットを考えている場合、服装を考えておく必要があります。
やはりテイストの合った服装で揃えた方が断然見栄えはよくなります!手持ちの服を確認し家族で揃えられそうか、購入の必要がありそうなら早めに用意するなど入念な準備が必要です。
加えてママや娘さんの髪型も考えておきましょう。アレンジする場合は事前に練習しておくとさらに良い仕上がりが期待できます。
また、スタジオによっては違う衣装に着替えての撮影が可能な場合もあります。こうなると何着も着せたくなってしまうものですが、子どもの集中力や体力はあまり続かないことを想定すると2〜3着が無難かなと思います。
できればお子さんの服はジャストサイズがおすすめです!先々を考えて大きめを買う親の気持ちは痛いほどわかりますが、記念に残る写真でダボついた服では見栄えが劣ってしまうことも。袖丈、裾丈がぴったりのお洋服で撮影に臨めるといいですね!
子どもの体調管理
永遠の課題ではありますが(笑)、これは避けては通れません。なるべく体調を崩さないよういつも以上に子どもの変化には注意しておきましょう。また風邪などだけではなく、顔の怪我にも気をつけておく必要があります。
当日のタイムスケジュールを組む
当日どう動けばスムーズに撮影に臨めるか決めておくと少しの安心材料になります。とはいえ子どもは想定外の行動に出るもの。予定通りいかないことは承知の上で十分に余裕をもったスケジュールを組んでおきましょう。
【体験記】家族写真を撮ろう〜当日編〜
準備は万全に整い、いよいよ当日となりました。撮影終了まで気を抜かずに一つ一つ確認していきましょう。
タイムスケジュールになるべく忠実に
事前に決めたタイムスケジュールになるべく沿った行動を心がけましょう。子どもの準備はもちろんですが、パパやママの支度もいつも以上に時間を割いてしっかりおめかしできると気分も上がって撮影がより楽しみになりますよ。
子どものご機嫌をキープする
子どもが何を好み、何を嫌がる傾向にあるのかパパやママが一番よく知っていることでしょう。家族写真撮影は一大イベントですから、この日だけは色々と大目に見て子どもが機嫌を損ねないように努めたいところです。せっかくの撮影時に泣き腫らした目だったり鼻水でぐずぐずになったお顔では勿体無いですからね。
我が家では当日の食事メニューを子どもたちの好きなものにしたり、1歳の子の朝寝時間を十分にとれるようにしたりなど、接待モード炸裂でした(笑)おかげで午後の撮影にはなかなか良い状態で臨めたように思います。
忘れ物がないように確認する
撮影に使う衣装やアイテム、さらには現地で子どもの気を引くために使うおもちゃなど、忘れ物がないよう出発前に何度も確認しましょう。
撮影を終えたら
事前準備から当日の段取り、そして撮影本番と必死に駆け抜けてようやくほっと一息つけるのではないでしょうか。
誰一人体調を崩すことなく、理想通りのセットや衣装で撮影でき、なにより愛おしい子どもの成長を収めることが叶い、親は達成感でいっぱいです!
そして子どもは慣れない環境で知らない人に囲まれてカメラを向けられて…少なからず緊張やストレスを感じてしまったかもしれません。
がんばったね、かわいかったよ、とたくさん褒めてあげてください。
せっかく撮影した記念写真を何に使うのか、そして誰に見せるのかというのは考える必要があるでしょう。
スタジオのオプションとしてよくあるアルバムは確かに立派で記念になるとは思いますが、金額はお高め!そこでおすすめしたいのがネットやアプリでのアルバム作成です。簡単かつ比較的低価格でアルバムが作れるので、自宅でのは保管用や親戚への配布用として作ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
スタジオをおすすめする理由、そして大手と個人とのスタジオ比較、さらにはスタジオ撮影に臨むにあたってすべきことなどを述べてきました。
我が家は長男のハーフバースデーの際に大手スタジオを利用しましたが、準備不足であったために色々と後悔が残りました。それもまた思い出ではあるのですが、やはり写真を見返すたびにちょっとしたモヤモヤも思い出されてしまいます。
その反省を生かし、次男1歳バースデーのスタジオ撮影の際には入念に準備したことによって納得のいく写真が撮れたように思います。
せっかくの記念写真撮影でマイナス感情を抱くのはもったいない、誰もそんな気持ちになってほしくないという思いからこの記事を書きましたので、スタジオ撮影を検討している方のお役に立てば嬉しく思います。
これから迎える卒業(園)・入学(園)シーズンにたくさんの笑顔溢れる写真が撮れますように。
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